- まず糖質制限ダイエットは、低脂質ダイエットなど他の方法と比べて副作用も多い食事法です。
- 不溶性の食物繊維の摂取量が減ることで、、、
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- 約7割の人が便秘になりますし、6割の人が頭痛を経験すると言われています。
これらを判断すると、糖質制限ダイエットは医学的視点からでもあまりおすすめできない食事法であると言っても良いと思います。
また糖質制限ダイエットをするとタンパク質や脂質の摂取量が増えてしまいがちです。
タンパク質や脂質の量が過剰に増えてしまうと、、、
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中性脂肪やコレステロール値の上昇が懸念されますし、2型糖尿病や動脈硬化、心臓病などの発症リスクも上がるといわれています。
タンパク質の摂りすぎによって、腎機能が悪化して慢性腎臓病になる可能性も否定できません。健康な人が高タンパク食を続けるだけなら大丈夫だと思いますが、糖尿病や高血圧の方は要注意です。
ブドウ糖が不足すると筋肉が落ちることも
筋肉はタンパク質をしっかり摂っていれば大丈夫というイメージがありますが、一定の糖質やカロリーをしっかり摂っていないと筋肉量は落ちてしまいます。筋肉はブドウ糖を取り込んで消費するという血糖値を正常に保つために大切な働きもしているので、筋肉を落とさないようにしていきたいものです。
糖質制限をすると血糖値の上昇が少なくなり、インスリンの分泌量も減少します。しかし、インスリンには血糖値を下げるだけではなく、一定の脂肪組織を維持したり骨格筋を増やしたりする大切な役割もあります。一方で、脂肪摂取量が多くとなるとそれが元になって必要なインスリン分泌や作用が低下して血糖値が下がりにくくなる可能性もあります。
糖質制限を実施するにあたっては、体全体のバランスを考える視点が必要です。
過度な糖質制限には筋肉量が落ちてしまったり、糖尿病になりやすくなったりするといったリスクもあります。
もし糖質制限ダイエットをするのであれば、活動量が活発な朝や昼ではなく、活動量が減る夜、つまり夕食だけ炭水化物を摂らないといったゆるやかな糖質制限がおすすめです。
様々なダイエット方法から自分にあった方法を見つけて効率よく理想の体に近づいていきましょう!