「台風が近づくと、身体がだるい」
「眠い」
「頭が重い」
「なんとなくやる気が出ない」
そんな経験はありませんか?
実は、台風の日は普段とは違う環境変化が身体に起こっています。
今回は、気圧と自律神経の視点から、台風と身体の関係を考えてみましょう!
台風で「気圧」が大きく変化する🌀
台風が近づくと、気圧が低下します。
私たちの身体は、外から受ける気圧の変化に対して、完全に無関係ではありません。
気圧の変化を感知する仕組みの一つとして考えられているのが、内耳にある前庭系です。
前庭系は、身体のバランスや空間認識などに関わる重要な感覚器。
このような環境変化が、自律神経系などの身体の調節機能に影響し、体調の変化を感じる人がいます。
「台風の日はなんとなく身体が重い」
という感覚にも、こうした身体の調節機能が関係している可能性があります。
自律神経が身体の「調整役」
自律神経には、大きく分けて
交感神経と副交感神経があります。
交感神経は活動・覚醒などに関わり、副交感神経は休息・回復などに関わります。
この2つが状況に合わせて働くことで、
・心拍
・血圧
・呼吸
・消化
・体温調節
など、私たちが意識しなくても行われている身体の機能が調整されています。
つまり、自律神経は「頑張る・休む」を切り替えるための調整システムです!
台風の日の「だるさ・眠気」はなぜ?
気圧や天候が変化すると、
「眠い」
「身体が重い」
「集中しづらい」
「頭が重い」
などを感じる人がいます。ただし、これは全員に起こるわけではありません。
気圧だけでなく、
・睡眠
・ストレス
・活動量
・体調
・水分状態
・生活リズム
など、さまざまな要因が関係します。
だからこそ、『低気圧=必ず自律神経が乱れる』と単純に考えるのではなく、環境の変化に対して、身体の調節システムがどう対応しているのかを見ることが大切です。
台風の日は運動しないほうがいい?🤔
ここが重要なポイントです!
身体が重いからといって、必ずしも「完全に休む」必要はありません。
一方で、体調が悪いのに無理して高強度のトレーニングをする必要もありません。
台風の日は、「鍛える」より「身体を整える」という考え方も大切です。軽いストレッチや関節運動、室内での軽い運動など、その日の身体の状態に合わせて刺激を入れてあげる。
ボディメイクは、「毎日限界まで追い込むこと」ではありません。身体の状態を見ながら、適切な刺激を選択すること。これも身体を変えていくための重要な要素です。
次週はさらに一歩踏み込んで、「呼吸・水分・血流と自律神経」という視点から、台風の日の身体の整え方を考えていきます。
