日頃のお仕事や、育児、学校、運動。疲れやすい生活の中で、疲労回復に睡眠や休息、栄養はとても大切です。
今日は、その中の栄養に的を絞って疲れた時に役立つ栄養素や食べ物について話したいと思います。
ビタミンB群の重要性
体は炭水化物やタンパク質、脂質といった三大栄養素を基本のエネルギーとして活動しています。このエネルギーが満足に摂取できないと、疲れやだるさが出てきます。
そんな、三大栄養素のエネルギーを生み出すために補助としているのがビタミンB群なんです。
脳や心臓、筋肉の主なエネルギー源となる炭水化物(糖質)のエネルギー合成を補助するビタミンB1は疲労回復に必須の栄養素です。
食材からなかなか摂取できない方も多いビタミンB群。そのような方は市販のビタミン剤を購入すると良いでしょう。市販のビタミン剤を活用することで効率良く摂取できます。
疲れに役立つ食べ物
豚肉:疲れに効果的なビタミンB1が豊富で、一般的なお肉の中で最も多く含まれている。
鶏胸肉:抗酸化作用によって、疲労の原因となる活性酸素の抑制を期待できるイミダゾールペプチドが多く含まれている。
レバー:鉄分が多く含まれており、細胞や筋肉など体の機能維持に必要な成分です。また、脂質をエネルギーに変える働きをもつビタミンB2も豊富に含んでいるため疲労対策にぴったりな食材です。
果物:ビタミンCが豊富に含まれており、ビタミンCは疲労を起こす活性酸素を抑える抗酸化作用があります。
最後に
疲労回復に大事なビタミンB群。摂取できているようで不足しやすい栄養素の一つ。性質上水に溶けやすいので調理に工夫が必要だったり、体に蓄えにくかったり失われやすい栄養素と言えます。
糖質や脂質が過多の食生活だと、それらを分解するのにさらにビタミンB1、B2が必要になったり、お酒好きな方であれば飲み過ぎた場合、アルコールを分解する酵素だけでは対応できなくなりビタミンB1の必要量が高まるため、さらに不足してしまいます。
皆さんも、自分の食生活に合った摂取方法でビタミンを摂り疲労を溜め込まないようにしましょう!